地震はいつ何処で起こるか判らない。いつものように仕事をしていた時に、床を突き上げる揺れに続いて、激しい横揺れが……!
都内の交通は完全にストップし!はたして、自分の家まで無事に帰れるでしょうか?
会社勤めをしている人の大半は、1日のほとんどをオフィスで過ごします。
簡単にいえば、自宅で過ごしているときよりも仕事中に地震に遇う確率のほうが高いと言えるでしょう。
①いざという時のために社内には防災管理者や責任者がいるのか?
②自分のデスクのすぐそばに倒れる危険性のあるロッカーや本棚はないか?
③ビル内の避難経路は常時把握しているか?
日頃から自分の会社の構造や避難経路を把握しておく事が、一瞬の生死を分けることにもなり兼ねません。
★ビルの「窓」には絶対近づくな!
阪神大震災では10階建てくらいまでの中高層ビルの損壊が多発した状況がわかっています。
1階部分が崩れて傾斜したり、なかには倒壊するケースも見られました。
その大半が81年の建築基準法改正以前に建設された「旧耐震設計」のビルだったのです。
それらの崩壊したビルを撮影した写真や映像を見ると、建物のすべての窓ガラスが割れてなくなり。
カーテンやブラインドが外側に向かって垂れ下がっている。
このことからわかることは、路上を歩いているときばかりではなく、オフィス内にいる場合であっても、
ガラスが凶器になり得るということ。
激しい揺れを感じたら、とにかく窓側から離れて机の下に身を隠す。
ロッカーや本棚を支えようとする行為も危険!(下敷きなる可能性がある)
とにかく揺れがおさまるまでは、机の下でじっとしていることが最も大切。
★帰宅困難者
自宅までの距離が数十キロに及ぶような人は、無理をせずに会社にとどまっていたほうが賢明。なぜなら、
帰宅途中の地域には火災が発生している場所もあるだろうし、余震に襲われる可能性もあるからだ。
ましてや、多摩川や荒川などに架かっている橋が崩落して通行不能になっている事も考えられるからだ。
そんな何が起こるかわからないサバイバル状況の中を歩いて帰るだけの体力と気力があるなら別だが、
そうじゃない人はラジオなどで情報を確認してから会社をでるのが賢明だ。
電話がつながるのなら、家族宛てに災害時の緊急伝言ダイヤルを利用してメッセージを入れておく方法も有効。
要点は、いかにして自分の身を守り、家族のもとに帰れるかを最優先に考えることが大切です。