1日平均40万人もの乗降客数があるJR「東京駅」。
東京ドーム3.6個分もの面積を持つ、この巨大ターミナル駅で、震度7クラスの地震に遭遇したなら、いったいどうなるか?

東海道・山陽新幹線をはじめとする5つの新幹線に加え、山手線や東海道線など8つのJR在来線と、
東京メトロ丸ノ内線を抱える「東京駅」。
朝夕のラッシュ時には28本ものホームに人が溢れんばかりに並び、コンコースでは人々による渋滞が発生する。
そんな状況下で震度7クラスの地震が発生したなら、
乗降客たちがパニック状態に陥ったとしても、なんら不思議ではない。
阪神大震災から10年。いつ起こってもおかしくないとまでいわれている東京直下型の大地震に際して、
東京駅ではどのような避難マニュアルを作成しているのか?
数万人の群衆が無秩序に動き出したなら、それを止める術はないのかもしれない。
自分の身は自分で守る。巨大なターミナル駅で地震に遭遇した場合は、なおさらその意識が大切となるだろう。
では、身を守るために、どう行動したらいいのか。それは地震発生時に、駅のどこにいるのかによって異なる。
まず、ホームにいた場合。震度7クラスの激震状態では、歩くことはおろか、普通に立ってもいられない。
そんなときにはホームへの転落を防ぐため、四つん這いでもいいからホームの中央部へと移動する。
倒れてくる可能性があるので自動販売機からは離れて、できれば柱に寄り添う。
また、モニターテレビや看板、時刻標示板などが落下する危険性があるので、
バッグを持っているなら、それで頭部を保護する。
揺れが収まっても人が集中する階段では転落の恐れがあるので、駅職員の誘導やアナウンスがあるまでは、
しばらくホームにとどまるのが得策といえるだろう。では、駅構内にいた場合はどうか。
その際はガラスなど破損しやすい物のそばを避け、壁や柱に身を寄せる。
このときもバッグで頭部をかばい、落下物に備える。
火災が発生したとき以外は建物内にとどまり、
事態の推移を見守ってから次の行動に移るほうがいいはずだ。
★東京駅周辺地域の帰宅困難者対策
自宅が歩いて帰れない距離ならば、無理をしないで東京駅周辺の避難所に身を寄せているほうがいいかもしれない。要は、状況を把握してもいないのに、むやみに動く人間に煽動されないように落ち着いて行動することだ。