新宿副都心の高層ビル街の中でも、圧倒的な存在感を示している都庁。あの巨大ビルは、安心できる建物なのか?施設の信頼性と、災害時の対策の実態に迫る!
災害時の砦、都庁は安全な建物!?

この巨大建造物、都庁にいるとき、大地震に遭ったらどうなるか?
これに関していえば、東京のどこにいるより安心していいと考えていいだろう。
なせなら都庁の8階と9階を吹き抜けにした空間には「東京都防災センター」があるからだ。
都内で大規模な災害が発生した際には、
知事を本部長として、警察、消防などの防災機関の責任者がここに参集する。
そして、応急対策を審議・決定・指示する司令塔の役割を果たすのだから、それだけ信頼性の高い建物とされている。
★大地震発生時にはどうなるか?
都庁内で起きうる様々な事故や事件について、職員が来庁者や職員自身の安全を守るための
対応を示した
「職員向け対応マニュアル」も作成されているが(都庁には約1万人の職員がいる)、
その中では地震が発生したケースもしっかり考えられている。
もし、大地震が発生すれば、「非常放送」によって、来庁者および職員に情報が伝えられ、
必要なことが指示されるとともに、職員や警備員が案内・避難誘導する態勢が取られることになっているのだ。
職員などで組織された自衛消防隊によって、そうした際の役割分担もできている。
「12階南地区隊」などといった形で、各階には概ね3地区隊が組織されているので、
どのフロアーにいても取り残されることはないはずだ。都庁付近の避難場所としては、
都庁の西側真裏にある新宿中央公園(新宿区西新宿2-11/雨水貯留浸透施設や防火水槽もある)
が指定されているが、すぐに都庁を出てそちらに向かうべきか、都庁の中にとどまって
いてもいいのかなどといった指示は、状況に合わせて出されるはずなので、
それに従えばいいだろう。とにかく、
都庁は安心できる建物なので、慌てる必要はない。